2020年5月からのアルゴリズム変更

Google検索エンジン対策について

Yahoo検索は2010年の12月からGoogleの検索エンジンを採用しています。そのため、Googleの検索対策をすることでYahoo検索対策にもなります。ただ、実際にはYahoo検索ではYahoo関連の記事が上位に来るなど若干の違いがあることは確かです。

日本国内のパソコン検索ではGoogle76%、Yahoo15%、Bing 8% 。ウィンドウズが10になってから、BingがEdge のデフォルト検索になっていることもあって少し利用者が増えているようですが、それでもGoogle対策をすることで検索者全体の80%以上に対応することになります。

そのため、検索エンジン対策は、Googleの検索エンジンに合わせたものにしていく必要があります。

そのGoogleの検索アルゴリズムは随時変更されています。

今年の5月にも新しい検索アルゴリズムがスタートしました。

これによって検索順位が大きく変わったところが多くあるようです。

特にYMYL(Your Money or Your Lifeの略)関連、医療・健康、美容、金融、就職関係に大きく影響があったようです。

最近の傾向としてGoogle対策としてやっておきたいこと

写真を工夫する1

Googleは米国時間5月28日、全般的な「エクスペリエンス」をより重視して検索順位を調整することを、ウェブ開発者らに予告しています。

ウェブページの表示速度、応答性、視認・動作の安定性など、ユーザーのより良い「エクスペリエンス(体験)」を重要視し、検索順位を調整し反映させていくということです。

これに対応することは、ホームページ(日本ではウェブページをホームページと呼びます)の仕組み自体に関わることが多いと思われますが、作成者がするべきことも多くあります。

例えば、写真を出来るだけ軽いものにする。画像で表現しているものを記事で表現するように変える。写真の表示をコントロールすることでサイト表示の速度を上げるプラグインを使う。などがすぐにできることかと思います。

別件ですが、学習塾ホームページ作成で作ったワードプレスサイトに写真を使うときはファイル名を半角英数にしておいてください。

何かあったときにバックアップしたり、こちらにあるホームページ全体のファイルをアップしたりしたときに使うプラグインなどが日本語対応していないときがあります。

そうすると、写真名にひらがなや漢字が使われたものが再現できない可能性もあります。

ごくまれに、写真ファイルの名前を「SEO対策でキーワードを入れた名前にする」という方がいらっしゃいます。

ちょっとそれは、ハズレだと思ってください。

それよりも写真のところをhtml表示して

alt=”ココの部分”

総ての写真に、”ココの部分”にキーワードを含む文字を書き込みすることをお勧めします。

写真を工夫する2

ホームページ作成では、メッセージを伝えやすくしたり、ホームページにおしゃれ感を出したりするとき、一つの方法として写真を使います。

そのため、ホームページを作らせていただいているときに「フリー写真」を多く使うことがあります。

写真を使いたいけどオリジナル写真がないのでフリー写真を使う。

有料写真はもったいないのでフリー写真を使う。

あまり意識していないでフリー写真を使っていることもあるかもしれません。

お金を沢山かけて作成する企業のホームページでは、おしゃれな写真が沢山使われていることがあります。

でも、そのマネをしたホームページを作成しても、あまり良いものではありません。

そしてフリー写真を使うよりも、独自に撮影した写真を使ったほうが、良いホームページになります。

塾長が自ら撮影したオリジナル写真は少々ボサッとしていても、ホームページにとって良い点があります。

ここで良いという点としては2つ。

「信頼感」や「親近感」を持っていただけることです。

さらに、Googleはこのフリー写真をしっかり判別しています。

フリー写真はGoogleにとっても評価は低いのです。

もしフリー写真ばかりのホームページを作っていたのであれば、少しずつ、1枚1枚、オリジナルな写真に変えていく、もしくは写真で伝えようとしていたメッセージを記事に変えていくことをお勧めします。

そして、もしできるのであれば、プロのカメラマンに写真を撮ってもらう。

塾長の写真などは、是非、写真館に行って、身だしなみを整えた、よそ行きの姿で、プロの技術で撮影してもらったものを使うと良いと思います。

教室内の様子なども、プロの方にお願いして撮影してもらう。またはカメラや撮影方法に自らこだわりを持って撮影するのも良いと思います。

例えば、教室内の様子を、フリー写真や有料の写真を使っても、ただのイメージであってなんの意味もありませんが、実際の教室写真を撮ったものであれば、訪問者は何かしらの気持ちが動くことになります。

そして、プロの方や、カメラや撮影方法にこだわった写真を使うことで訪問者の持つ印象やGoogleの評価がより良いものになります。

このようにしてベタだけれども質の良いオリジナル素材を使っていくことをお勧めいたします。

中身のないページを減らす

ホームページ作成の依頼を受けるときに「ページ数」にこだわる方が時々いらしゃいます。

質の高い内容があるページを増やすことはとても良いことです。訪問者にとって有益な内容をもった情報を提供するページを少しでも多くしていきたいものです。

しかし中身の薄いページをむやみに増やしても意味がありません。必要のないページを増やすよりも、内容の充実を考えることが大切です。

そのため、学習塾専門ホームページ作成では、ご依頼にあわせてページを作るようにしていますが、1ページの内容があまり薄くなってしまうときは、一つのページにまとめることをご提案することもあります。

中身の薄いページを増やすことは、Google対策ではマイナスになることがありますが、その薄い中身を持つページを一つにまとめて、濃い中身を持つページにすることで、プラスにすることができる可能性が出てきます。

オリジナルにこだわる

Googleは、中身が充実して独自性があるホームページを好みます。それは、私たちが期待する訪問者にも同じことがいえます。

私たちがつくるホームページは、見た目だけではない内容のあるものにして、共感を得て欲しい方に、自塾への関心を高めてもらうことができるホームページでありたいものです。

そうしたとき、ありきたりなフリー写真よりも「信頼性」「親近感」が持てるベタな写真。

耳障りがよいけれども実現不可能な大げさな言葉より、現実的ではありながらも夢のある「本物」の言葉をホームページに盛り込んでいくことが大切です。

そして自塾の持つ理念や専門性などを、しっかりアピールすることをしていくようにすることで、共感を得て欲しい方に、自塾への関心を高めてもらうことができるホームページにしていくことができます。

そうした中身の充実は、ホームページ自体の強化につながります。

フリー写真や購入写真とお洒落な画像処理、そしてお洒落なデザインで彩られた、お飾りのホームページではなく。

自塾のことが沢山盛り込まれた、中身があって更新もきちんとされているホームページにしていくことをお勧めいたします。

そうした時に簡単にできるのは投稿記事です。投稿記事を「ブログ」や「新着情報」などにして、是非、ご活用ください。

また、しっかり内容のある固定ページを追加していくこともお勧めです。

ワードプレスを使う

Googleとワードプレスの相性はベストと言われています。

ずいぶん前のことですがGoogle社の検索エンジン開発部門の責任者が

「ワードプレスを選ぶことは、非常に良い選択です」

「ワードプレスはSEOに関する多くの問題を自動的に解決します」

「ワードプレスはSEO(サーチエンジン最適化)の手法の80%~90%に対応しています」

と言っています。

これは今も変わることはありません。

ワードプレステーマを選ぶ時の注意

ワードプレスはオープンソースのソフトです。

そしてGPLライセンスを採用しています。

GPLは絶対というわけではありません。しかし学習塾専門ホームページでは互換性や安全性をワードプレスが認めているテーマを使うことが大切と考えています。

GPLライセンスがない野良テーマ、また有料のテーマの中にもGPLライセンスがないものでは、互換性や安全性に疑問があるものがあります。

何かあったら。

何かというのは、「安全」に関することもありますが、「互換」に対応することも含まれます。

例えば、いま、ワードプレスが進めているブロックエディターについて、GPLライセンスがない有料テーマの中には、システム上、しっかり対応できないものがあります。

このテーマを使っている限り、今後進んでいくブロックエディタの仕組みを使うことができなくなる可能性があるということです。